金属アレルギーの原因にならないタンタル素材の結婚指輪が4ヶ月待ちの人気!

東京ダイヤモンド株式会社

金属アレルギーに悩むカップルの相談を受け、結婚指輪をオーダーメイド制作している東京ダイヤモンド株式会社(代表:廣瀬 一京、本社:東京都渋谷区)は、2015年内に100組以上の金属アレルギーに悩むカップルの相談を受けました。そのうえで現在、金属アレルギーの方も安心して着用できるタンタル素材の結婚指輪が4ヶ月待ちの状態となっております。


【結婚指輪における金属アレルギーの相談者が急増!】
近年、金属アレルギーの認知が広まったことから、結婚指輪にも金属アレルギーの原因にならないものを求める傾向が広がっています。

当社では、2011年に人工心臓などに使われる医療用素材『タンタル』を技術転用し、「金属アレルギーの原因にならない結婚指輪」を開発しました。開発時は、10件程度だった金属アレルギーについての相談は、5年間で10倍以上に急増。2015年は、136名の方が相談に訪れました(12月初旬時点)。

当社における金属アレルギーについての相談者数の推移は、以下のようになっています。

2011年:12名
2012年:17名
2013年:58名
2014年:109名
2015年:136名(12月初旬時点)

『タンタル』は加工が難しい素材のため月間の制作数は15ペアほどに限られ、現在4ヶ月待ちの注文状況となっております。


【ヨーロッパではパラジウムが使用制限に】
金属アレルギーの原因になる金属は、ニッケルやクロム、銅、コバルトなどが代表的で、これらの金属が肌に直接触れると、かゆみや腫れ、発疹などの過敏症状を引き起こします。

また近年では、歯科用金属や宝飾品に含まれる「パラジウム」という金属によるアレルギー症状が多数報告され、1993年、世界に先駆けてドイツ連邦保健省が歯科業界に対してパラジウム使用制限の勧告を行いました。現在、ドイツ以外のヨーロッパ諸国でもパラジウム使用は自粛傾向にあります。

結婚指輪として最も多く使われるプラチナ900(JIS規格のPt900)にはパラジウムが10%含まれています。上記のような背景から、結婚指輪にもパラジウムやニッケルなどを除外した、金属アレルギーにならない素材を求める傾向が広がっています。


【人工心臓に使われる医療用素材『タンタル』とは?】
東京ダイヤモンドでは、金属アレルギーの相談者が多く訪れることを受けて、医療分野で人口骨や手術用縫合糸、人工心臓などの素材として用いられる生体適合性の高い『タンタル』という金属素材に注目。このタンタルをさまざまなデザインの要望に応えて指輪に加工する技術を開発してきました。

さらに2011年には、プラチナに比べて色が黒いタンタルよりも、「もっと色が白い金属素材は無いか?」という要望を受けて、タンタルとほぼ同じ性質を持つ白い金属『ハフニウム』に着目。ハフニウムの指輪も開発しました。

結果、「一生、指輪を着けられないと思っていた」という金属アレルギーの相談者から、たくさんの喜びの声をいただいております。


【商品ラインナップ】
<パラジウムで金属アレルギーが起こってしまう方におすすめ>
●パラジウムフリーのプラチナ結婚指輪
価格:30万円~32万円(税込)

<プラチナ自体で金属アレルギーが起こってしまう方におすすめ>
●タンタルの結婚指輪
価格:30万円~32万円(税込)

●ハフニウムの指輪
価格:34万円~35万円(税込)
※結婚指輪の制作は、基本的にすべてオーダーメイドのかたちをとっており、思い通りのデザインに仕上げてお渡ししています。
※価格はすべてペアでの価格となります。
※試作代無料。文字入れ代込み。

ホームページに実際のオーダーメイド制作の事例を公開しています。
URL: http://ringology.org/


【今後の展開】
金属アレルギーが広く認知され、またパラジウムの安全性が問われ使用制限・自粛が進む中、「金属アレルギーの原因にならない結婚指輪」の要望は増加し続けていくことが予想されます。

現在、店舗を持たず工房のみを構えて営業していますが、より多くのご要望にお応えできるよう、今後は他社への技術導入や提携を進めていく予定です。


【会社概要】
会社名  : 東京ダイヤモンド株式会社
代表者  : 廣瀬 一京
所在地  : 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20-6-203
URL   : http://ringology.org/

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